地域ブランド(ちいきブランド)とは、地域を主に経済的な側面から捉えたときの、生活者が認識するさまざまな地域イメージの総体である。この用語は、経営もしくはマーケティング分野で使われる「ブランド」から派生した概念であり、「商品ブランド」や「企業ブランド」などと同様の体系やダイナミクスを持つ。したがって、特産品や観光地など実体のあるものを地域ブランドと言うばかりではなく、“食べ物がおいしいそう”とか“海がきれい”などのイメージを連想させる地名や地形その他無形の資産を地域ブランドとすることもあり、その概念は広い。